おとなの自由研究

この文章はだいたい4500文字くらい、約8分で読めます
Loading「お気に入り」へ追加

 このページは創作とは無関係です。

「おとなの自由研究」とは?

 小説の下調べの際に、調べて資料を纏めたはいいものの、小説には使わず、かといって表に出ないのもな、という資料をまとめて公開したいという意図で設けたスペースです。

 

──【狐の嫁取といふこと/柳田國男】(2025/03/22)

前書き

 最近、単純に読みたくて青空文庫の文章を読むことが多いのですが、現在では使わない漢字が出てくるため、自分で現代でよく使う文字に打ち変えて読んでいます。

 この打ち変えた文章を載せてみようと思います。ひどい間違いをしていたら、こっそり教えてください。

 これは「狐めちゃくちゃやってるな」ってところがユーモラスで好きな文章です。

今回取り上げる文章

狐の嫁取といふこと/柳田國男

図書カード:狐の嫁取といふこと

青空文庫編 青空文庫収録ファイルの取り扱い規準

自分で解釈を加えて書き変えた文章

 狐火は今でも狐の嫁入りと伴うものの如く、考えている土地は多いようだが、大体に追々、二つ別々の話となろうとしている。

 これまで一向に人は注意しなかったけれども、動物の中でも特に狐に限って嫁取りの沙汰があるのは理由が無くてはならない。

 偶然に伝わっていた右の二地の俗信は、少しばかりこの問題に手がかりを与えるものと言ってよかろう。

 自分等の仮定では、女性の生活の一大激変たるべき婚姻と産育と二つの時が、最も狐神の信仰の発露しやすい時ではなかったかと思う。

 それが余りにも気疎い信仰であった故に、かなり前から切り離されて笑い話へ移ったもの、とみるときは、僅か切れ切れに残っている民間の昔話も、大切に蒐集して置く必要が極めて大である。

 何となれば、それは偏に古代人の幼稚な天然崇拝の状態を尋ねる手段なのではなく、一方また我々の人事風習の最も肝要な一つが、如何なる経路を経て現在の制度方式になったかを、明らかにする資料でもあるからである。

 狐の昔話にはよく婚礼の行列を騙して、野路をさまよわせ、もしくは本物より先に乗り込んで料理を食ったとか、石地蔵を新しい閨に送り込んだという外に、更に狐の産の床へ医師産婆を招いたという不思議譚も分布している。

 この二つは必ず関連する所があるかと思う。以前の嫁迎えは婿入りよりもずっと後、多くは妊娠の兆候が現れてからであったらしいから、婚礼と産との二大事件は、今よりも遙かに密接な関係を持っていたのである。


──【神格ヌギルトゥルについて「The Stalker In The Snows」より】(2015/12/23)

前書きとおことわり

 この文章は「The Stalker In The Snows」こと神格ヌギルトゥルについての紹介だとか覚書をまとめるものです。
 こちらのページにおける文章・情報は原作である「The Stalker In The Snows(著者:James Ambuehl)」掲載:THE TEMPLE OF DAGON より引用させていただいております。

※このサイトにおける考察内容は当サイト管理人が上記の原作を勝手に、個人的に訳した内容を元にしております。あくまで原作を勝手に訳した上で、勝手に覚書を残したり、紹介する体の文章であり、間違いがあるかもしれません。ご了承ください。

※「The Stalker In The Snows」のネタバレを含みます。

「The Stalker In The Snows」登場人物

スコット・ウィリアム・コーリー

 主人公。

 「ブレイビングの虐殺者」であり、20人近い犠牲者を解体し食す。最期には12歳のトーニャ・ワトソンを貪り食っている所を警察官により射殺される。物語冒頭で既に故人。

 彼が死ぬまでに20発を超える弾丸が彼の身体に叩き込まれ、彼の胃からはワトソン少女の足が見つかった。「The Stalker In The Snows」は彼が狂うまでの日記を追う形で進行する。

 作中では事件前にブレイビング市の自然環境団体に所属しており、大陸狼の調査のために北部ミネソタ州へ派遣されている。
 時折、野生生物の雑誌や狩猟季刊誌に記事を書いており、後述するランドバーグと小説の話をした際には「フィクションで自分の実力を試したい」という記述するなど文系の一面も見られる。
 「WEREWOLF BY NIGHT」の愛読者。ジャック・ラッセルの冒険を楽しんでいたようだ。

 

ポール・ランドバーグ

 オカルトマニアの元軍人。

 空想的な考古学者でもあり、ホラー小説をその手のジャンルの雑誌やアンソロジーで執筆するなどの副業を持つ。
 元々「Nyindtove」大学、オレゴン州、オー・キマー(O’Khymer:オー・キマーの黙示録の『オー・キマー』)の大学でグレート・オールド・ワンについて古い、閲覧制限された本を研究してきた。
注)訳するに適切な言葉が見つからない場合「」『』書きで原文のまま記載しています。

 彼の口からはクトゥルフ、ヨグ、ツァトゥグア、ル=クトゥの魔神たち、そしてヌギルトゥルについて語られる。

 

ケン・テイラー

 元軍人。後述するダールと主に行動しており、コーリーにはダールと二人で元軍人時代の話ででも盛り上がっているのだろうと言われていた。

 ダールが職務中に狼に指を食い千切られたため、コーリー、ランドバーグ両名が治療のための物資を取りに離れた間に殺される。

 

ジェイソン・ダール

 元軍人。

 コーリー、ランドバーグが離れていた間にテイラーと二人でいたことから殺人犯とみられる。
 また、コーリーとランドバーグ両名はダールのものらしき足跡を追いかけて「Ykia」の地に足を踏み入れることとなる。

 

「The Stalker In The Snows」作品のあらすじ

 コーリー、ランドバーグ、テイラー、ダールの四名は自然環境団体で働いており、大陸狼の調査を目的にミネソタに派遣される。調査中、ダールが狼に指を食い千切られ、コーリー、ランドバーグが治療のための物資を取りに戻っている間にテイラーが殺される。

 二人はダールがテイラーを殺したのだと判断し、テイラーの足跡を追いかけていくが、数日経っても足跡は途切れない。途中、足跡が形を変えたように思えたのにも拘わらず追い続け、遂に巨大なトーテムを発見する。

 ランドバーグがトーテムを調べていると虫の羽音のような音が聞こえ、門を見つける。二人は赤い雪が降る土地「Ykia」への門をくぐった。

 しばらく時間を見失っていると、黒い修道院を見つけた。そこには6人の修道士がおり、二人を拘束して投獄する。修道士達は、どうやらヌギルトゥルの生贄として二人を捧げるつもりらしい、ランドバーグは獄中で旧神とグレート・オールド・ワンについて語りはじめる。

 

神格「ヌギルトゥル」について

・ル=クトゥの魔神たちの一柱。

・別名「The Stalker In The Snows(管理人は「雪中の追跡者」と訳しました)」。

・「THE SKY-FATHERS(古代に北部ミネソタ州に住んでいたあまり知られていないインディアン部族の論文)」で語られている。
彼らは「ナ・ガート・ア・ルゥ」または「狩りをする者」として存在を知っていた。

・また、「Jacques LeCoutre」の著書「LE LIVRE DU LOUP-GAROU」にも記述がある。
ヌギルトゥルは「Ykia」赤い雪が降る土地として知られている、我々の世界に接する平行世界に旧神により投獄されている。

・ヌギルトゥルは古き森を支配し、彼の崇拝者と従僕は狼男の種族であり、人狼である。
ヌギルトゥルは呪うことで人狼と獣人を選り抜く。世界中で見つかる全ての狼男伝説に対しておそらく責任はヌギルトゥルにある。
人狼と獣人)外見狼を獣人、外見人間を人狼という意味合いで訳しています。作中には人と狼を自由に行き来できる人物も登場します。

・ヌギルトゥル真っ直ぐ立つ人に似た姿、巨大な牙で口を開けた狼の姿として描写される。また、巨大な蝙蝠の翼を持つ。
人間を噛み砕く顎を持つ。生贄に捧げられた人間は咀嚼される。

・ヌギルトゥルの封印は黒い修道院の中、おそらく大聖堂の中央。

「But dominating the center of the room was a huge circular pit covered by a thirty-foot diameter iron-gratinged disc with a star-motif in its center.」「The Stalker In The Snows」
”しかし、部屋の中央を支配するのはその中心に星形のモチーフを有する直径30フィートの鉄格子で覆われた、巨大な円形の穴だった。”(管理人訳)

この穴の中に封印されていたものと思われるが、作中最期に壊れたエルダー・サインと中が空となった穴をコーリーは見つける。作中段階で封印はもう既に解けていると見られる。

・人を狼にする呪いを送ることができる。
また、人に対して「新鮮な肉を食べたくなる」(=精神が狼化する?)呪いもまた送ることができる。
呪いがかかった狼を殺すと、人の姿に戻る。また、呪いがかかった狼を殺すと呪いは別の人物(作中では狼を殺した人物)に移る。

 

黒い修道院について

・狼と人を行き来できる修道院長(他の者より背が高く、真っ黒の長髪と山羊のような髭、赤い充血した目で、ターバンを巻き、不機嫌な音容をしている。フランス語のアクセントで話す)

・そして6人の修道士がいるが、作中でいくらかはコーリーに殺されている。
修道士は小人で、黄色人種、アジア系の顔立ちをしている。血液混じりの十分に焼かれていない肉をがつがつと貪り食う。
身体能力としては腕に覚えのある程度のコーリーに叩きのめされていることから、一般的な人間程度と思われる。

・修道院での食事として登場するのは干からびたパン、変な匂いのするチーズ、血液混じりで十分に焼かれていない肉、変な味のするワインである。

・黒い修道院には大聖堂、食堂、広大な廊下、玄関、地下の牢獄があることが作中で書かれている。
また、脱出経路としてコーリーは玄関近くのステンドグラスを割って黒い修道院から脱出している。どうやって「Ykia」を出たのかは分からないと述べている。


 

未分類
シェアする







坂みち // さか【傘路さか】
タイトルとURLをコピーしました